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アッパードルパ(ドルポ)トレッキング 6サンタ(3700M)へ・そのⅠ [秘境アッパードルパのトレッキング]

8月3日(土)
今日も天気は良さそうだ。2日掛けてサンタ(3700M)を目指す。途中2ヶ所のパスを越える。初日は途中のカルカでキャンプになる予定。7時過ぎに出発。昨日左手に見た吊り橋まで戻って橋を渡る。
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8時40分バーレックの集落に入る。まだ人里の延長だ。この集落は予想外に大きい。人の行き来も盛んだ。建物はすでにチベットの影響を受けていて、ドルパへの入り口であることを示している。バッティーで一休み。ファンタを一気に飲み干す。集落の道は迷路のようになっていてどれがトレイルなのか見極めが付かない。だがガイドはまるで毎日通る道のように草の茂る道をかき分けて先に進む。

しばらく行くと正面の山を右手に向かってトラバースのトレイルが視界に入る。この一帯はぱらぱらと低草木がはえているだけで牛が草を食む姿も見られる。10時過ぎに早めのランチとなる(3200M)。この先水場がないためだ。ドルチさんの相変わらずの料理には敬服する。巻き寿司にキャベツとニンジンのマヨネーズ和え、ウインナーとキャベツを油で炒めた物。デザートはマンゴーだ。フルコースの料理に食べ過ぎてしまいそうになる。12時にはランチを終える。
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不思議なことがあった。珊瑚礁で作られた岩が露出している。しかもそこに貝がしがみついている。ヒマラヤが海の隆起で盛り上がった山とは聞いていたが、その痕跡をこれほどはっきり目の当たりにすると迫力だ。
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12時に出発、2時15分にはバンジャン(3700M・乗越で必ずチョルテンが目印に建っている)に達する。1000Mの高度を稼いだのでさすがに高度障害が出てきたようだ。

ムスタング方面に黒い山が見えるが、ガウリチャンという山だそうだ。ヒマラヤには多くの神聖にして汚してはいけない山(登山禁止)があるが、その一つだ。ポカラから見えるマチャプチャレもその代表的な山だ。
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ニルギル、トロンピークが雲間からのぞいていたが、徐々に厚い雲に覆われはじめた。こちらとは対照的な天候だ。バンジャンからしばらくは下りのトラバースを進む。3時には様相が一変して左手からの切れ込みに向かって岩壁に沿った緊張するトレイルに変化する。ここではじめて10人の女性中心のチベタンと行きちがう。現地の衣装をまとい、軽装で足早に去っていった。3時半には再び穏やかなトレイルに戻る。
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気になるのは多少歩行中にバランスを失うようなこともあり、ムカムカ感も出てきて高度障害が進行していることだ。5時に幕営地に着く。すでにテントも張られていていたので倒れ込むように入る。ポーターが靴を脱がしてくれた。
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そこからは夕飯の準備が出来たという声が耳に入ったが身体は全く反応しない。そのまま朝まで寝てしまった。
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