SSブログ

再度エベレストトレッキング(2012・1015~1113)2 [コンマ・ラからエベレストへ]

ルクラ(20121017)

everest map.PNG
昨晩雨が降っていたので天気が気になったが快晴だ。

8時半搭乗手続きに間に合うようホテルを出る。さすがに早朝なので飛行場まではあっという間だ。カトマンドゥの街も交通量に合わせるために道路拡幅工事があちこちで始まっている。それも一原因になって埃まみれは相変わらずだ。トリブバン空港の左手にある国内線ターミナルに着く。

構内は相変わらずごった返している。それは当然だ。今がトレッキングのハイシーズンそのピークだしもうすぐティハールというお祭りもあるからだろう。

今回のスタッフは数年来の知己ガイドのダワさん、すでにホテルで紹介されたコックのビームさん、カメラポーターのラムさん、ポーター2名それにゾキョが2頭になる。カトマンドゥからはダワさんとコックが同行、ラムさんはすでにルクラでポーターとゾキョの手配をして待機している。
_20121017_115925a.jpg
10時半の出発の予定だが、一向に動きがない。ダワさんはあちこちで情報収集をしている。それを集約するとルクラは天候良好だが、途中の天候が悪く、朝早く出発した飛行機も引き返しているということらしい。延々といつになるか分からない出発を首を長くして待つ。レストランでコーヒーを飲んだり時間を潰すが埒があかない。

12時45分ようやく搭乗手続きが始まる。しかしだからといって安心は出来無い。その後にキャンセルはよくあることだ。

待機しているとダワさんがサンドイッチを買ってきてくれる。一段落しても不安がいっぱい。一般的には午前中の方が天候が安定しているのでルクラ行きは午前中と決まっているのだ。待合室に入っても搭乗手続きの気配はいっこうにない。長い長い一日が途方もなく続く。

15時過ぎにようやくバスでアグニエアの搭乗機に向かう。15時45分エンジンが起動し出発準備完了だ。ホッとした。行程を左右するリスクをまずはクリアだ。今日はパクディン泊の予定ではあったが、ルクラ17時着になるので無理になった。今日はルクラ泊まりに変更になる。
_20121017_192337a.jpg
ルクラにランディングすると拍手喝采。20名弱定員のうち10名がロシアの団体客だから大いに盛り上げっていた。ルクラではラムさんとポーターが待ち構えていた。早速大量の荷物を担いですぐそばにあるナマステロッジに向かう。そこはいつも行き来でお世話になるロッジだ。勝手を知っているロッジの食堂でチャイを飲んで一息入れる。
_20121017_192557a.jpg
すでに朝1便で到着した宮崎からのご夫婦と友人の3名がテーブルを囲んで寛いでいた。彼らはカラパタールからゴーキョを周回する予定だそうだ。彼らは朝一番のフライトだったので普通に飛びましたとのこと。朝起きは三文の得、善は急げと云うことなのだろう。彼らとそれぞれの予定や今までのトレッキングの情報交換など話に花が咲いた。

気がつくと雨音がしている。ちょっと気掛かりだが運を天に任せよう。こんばんはハッシュドブラウンとマッシュルームスープの夕ご飯。胡椒のきいたハッシュドブラウンは殊の外美味しかった。

外からは音量を最大にしてアメリカンミュージックが流されている。この場所には不釣り合いだし、けたたましい音は騒音でしかない。10時過ぎてもそれは止まずさすがに苛々が高じてきた。タイミングよくロッジのおばあちゃんが怒りを彼らにぶつけてくれて一気に音量が下がり、ようやく眠りの床につくことが出来た。素朴な地方が観光という毒に犯され始めた現象なのだろうか。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。