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再度エベレストトレッキング(2012・1015~1113)1 [コンマ・ラからエベレストへ]

カトマンズへ(20121015,16)

0:30羽田発のANAに搭乗する。羽田発でBKKに行けるようになって便利になった。今まではタイ国際航空を利用していたが、マイレージもたまり期限切れになることもあって今回はANAを利用することにした。機材は767-300、ビジネスクラスだったのだが、中型機なのでさすがにシートのレベルは低い。睡眠薬がわりにカンパリソーダをグイッと飲み込むと下戸の私はあっという間に睡魔に襲われて快適な眠りについた。

ところが腰の痛みで目が覚める。確かにシートは十分に背中を伸ばすほど長く延びないので多少くの字にならざるを得ない。寝返りをして何度か快適さを求めたが難しい。その後はウトウトするものの気持ちいい睡眠になることはないままにBKKに着く。

BKKは雨が降っていた。そういえば昨年は洪水に見舞われた直後で多くの工場が被害を受けたのが話題になっていたことを思い出す。この時期はタイは雨期なのだろうか。ヒマラヤはようやくモンスーン明けだからトレッキングシーズンに入っている。ネパールより東にあるタイなのでまだモンスーンの影響が残っているのだろうか。

BKKからはタイ航空になる。エアラインの違うトランジットは初めてなのでちょっと不安だったが、特段の問題もなく移動した。数時間の待機時間があるのでラウンジでのんびり寛ぐ。日本の飛行場のラウンジと違ってBKKは広いし、スナックも充実している。ちょっとした軽食もある。今までは空港内でウインドショッピングなどして時間を潰したが、その興味も失せてソファーに腰を掛けて珈琲を飲みながウオークマンでクラシックを聴きながら夢の世界を彷徨する。

BKKからはいつもの10時半発のタイ国際航空に搭乗する。機材は777だ。ゆったりしたシートに羽田→BKKでこのシートだったらどれほど楽だっただろうと恨めしく思う。ヒマラヤトレッキングはハイシーズンのはずだが、機内はかなりの空席が目立った。
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しばらくは雲の中の飛行で多少の揺れがあった。ベンガル湾上空になってようやく雲も切れ、コバルトの海を眼下に見ることが出来た。しばらくしてふと窓から右手前方を見ると雲間からヒマラヤの山々が雲を突き破って私を迎えてくれている。いよいよトレッキング気分が漲ってくる。ここまで来るともうすぐカトマンドゥ(KTM)だ。KTM盆地の近くでは積乱雲があって多少揺れたが、飛行場での視界は良好、12:45分無事にランディングした。
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荷物の受け取りに相変わらずの混乱だ。昨年はストックが帰国時に返却されるまで行方不明になった。不安が的中、4つめの荷物が出てこない。幸い最後の段階で全ての荷物を手にできてホッとした。きっと不安一杯のガイド・ダワさんが首を長くして待っているはず。彼との再会が楽しみ。

いつものように場外ではにこにこしたダワさんが待っていてくれた。ナマステ!と握手する。ゴールドマリーで編んだレイを掛けてくれる。強い香りが鼻を直撃する。改めてネパール入りを実感する瞬間だ。ダワさんが手配しているタクシーに乗り込み、タメルにあるサムサラホテルに向かう。いつも飛行場からのルートは一寸刻みの渋滞に出会うが今回は今までにない混みようだ。回り道を選んでいるがどこもかしこも車と二輪車そして自転車と人人でいっぱいだ。大きなお祭り、ティハール前だからだろうか。
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サムサラホテルは昨年も使ったので勝手を知っているが、タメルの中心地北にあり街に出るのには便利だ。それとバスタブがあるので嬉しい。ところが今回はハイシーズンたけなわと云うことか、私のような個人は歓迎されていないのだろう。屋上にある追加して造作した部屋に案内された。さすがにダワさんに再調整を依頼する。最初は満杯だとぐだぐだしたやりとりがあったが、交渉の結果下の部屋を確保することが出来た。
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翌日は出発の準備もあって休養日。久し振りにカトマンズの郊外にある古都パタンに行く。
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