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パルドーピーク・ガネッシュヒマール【Ⅶ】 [パルドーピーク・ガネッシュヒマール]

11月9日、10日BCで滞留そしてハイキャンプに向かう
11月9日
今日もどこまでも抜けるような青空だ。一日滞留して英気を養う。そして登山具の使い方の確認だ。何度もトレーニングをしてきたが、ついつい忘れてしまうのでありがたい。
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左手の斜面を利用してユマールとエイトカンを装着してクランポンも履いて上り下りのエクササイズ。足下はガレ場なので不安定ななか何度か練習を積んでエクササイズは終わる。
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午後はのんびり休養。テント内は快晴なのでサンルーフに居るような暖かさ。このような時にはいつもウオークマンを聴いている。世俗を離れた環境でのクラシック音楽の響きは天井の響きだ。イアホーンという人工的なサウンドだけどここではそれを超えた響きになる。不思議だ。
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氷の上に幕営しているので水には不自由しないと思いきや、ここでは排泄物も溜まるし新しい水の流入もないので自炊には使えない氷だ。ポーター達が遠くから水を運んできて使う。大変だね、と声をかけるが山に入ったらこれが当たり前だから、気にしていない素振りだ。
11月10日
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今日はピークハントに挑戦するためのキャンプまで上がる。
ここからはアタックだけに要する食料と小さなテントだけになるのでガイド、クライミングガイド、もう一人経験豊富なポーターだけが伴って登ることになる。
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9時に出発。珍しく曇りだ。10時頃急峻な登りが続きなだらかな尾根状に着く。ケルンが目に入る。ガスが掛かっている。ここで一息入れる。
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いよいよヒマラヤらしい様相になる。ガレ場の連続で足場はとても不安定でしばしば落石の音に恐怖を感じる。ガイドからヘルメットを被るように言われて急斜面にもなったのでトレインで登る。雪渓が視界に入り、明日の挑戦意欲がフツフツと湧いてくる。ガレ場も表面に薄氷が張り付いていたり氷が割れたりの足場だ。時々聞こえてくる落石の音に明日が恐怖の日になる予感を感じた。
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11:50、ハイキャンプ(5250M)に到着。ここはガレ場に幕営するので整地が大変だ。Dorleeさん達が平板な石を拾い集めてフラットは地面を作ってくれる。そんな作業中にも落石の不気味な音が身近に迫って来る。ただキャンプ地に襲ってくる心配は無いので安心して下さい、とは言われたのだが多少の不安はあった。
テントも狭く、携帯食の夕御飯だ。
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明日挑戦する雪渓が眼前に広がる。パルドーピークは左手に巻きながら登るらしい。
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