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ガウリサンカール・メンルンツェ・ツォーロルパへ(5) [ロールワリンヒマールに]

11月4日(水) ギャルチェへ

昨日の不快感はなくなってなんとかなりそう。部屋から出てガイドに挨拶をする。とりあえず良かったね、と励まされる。歩けますか?と聞かれたので、大丈夫、頑張れそう!と言ったものの自信はなかった。
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昨日はあたりの景色も確認していないので、ちょっと散策をする。ロッジの左に行くとゴンパがあるはず。屋根が見えるので近づいてみた。近づいてみて仰天。屋根の下が完全に崩壊してペシャンコになっていた。そこまで行くと右手稜線越にガウリサンカールが浮き立って見えた。
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その先は5M程度か下がっていてそこでは大勢の人がコンクリートを打っている。そこには学校があったのだが崩壊してしまって、堅牢な学校を再建しようとしていた。イギリスの支援だ。
ロッジに戻ろうとしたら作業場に向かう人と出会った。行き違う際にナマステ!と声をかけたらなんとおはようございます、との返事。片言の日本語を話せる人だった。当地は日本との接点があるだろうか。後で分かったことだが、JICAが当地に来ていたことがあるらしい。

ロッジの前には桜が咲いている。日本の桜とは違って花が小振りだ。日本的に言えば寒桜ということか。

シミガオンからはチベットに向かって北上する道路がタマコシナディ沿いに見えて、右手前方にはこれから進むトレイル沿いにはロールワリンコーラが眼下に流れている。

11月5日(木)
朝食は口に入りそうもないのでお粥を頼む。コックは日本料理の達人。材料も日本からの輸入品を使ってくれる。お米も醤油、味噌、梅干しもカトマンドゥで買えるらしい。食事はトレッキングでは重要な要素なのでドルジさんは命綱だ。

梅干しとお粥で朝ごはん。卵を入れましょう、と言われたのだが今朝は無理そうなので断った。

8時20分スタート。ここはシミガオンの一番奥地なのですぐにトレイルになる。なだらかなトラバース気味の登リからちょっと急登になり、右手に折れる。そこでシムガオンの景観とのお別れだ。

2000M超とはいえ亜熱帯なので日差しを受けると汗だくになる。トレイルはが樹林帯のなかでしかも北斜面になるので快適な登りになる。8時50分一旦稜線に隠れたガウリサンカールがふたたび望める。
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10時過ぎにトレイル右手に橋がかかっていて別のトレッキングルートになっている。10時過ぎに丸太橋を渡り、久しぶりの急登が終わると左岸から右岸にわたる。しばらく行くとスルムチェ(2467M)だ。カルカでロッジもある。
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ヒマラヤでは声のさえずりを聞くことが少ないのだが、この辺りでは囀りが静粛な空気を通すように響き渡る。14時過ぎにふたたび右岸から左岸に移る。穏やかなアップダウンが続き、16時に今日のキャンプサイト、ギャルチェに着く。後半多少の小雨にあうが濡れるほどではなく気にならなかった。
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体調の悪い状況で穏やかなトレイルは助かった。
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