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③ヒマラヤ・トレッキング(アンナプルナ・アラウンド)(2004年11月) [アンナプルナ]

11月8日  カトマンドゥからベシサハール

昨晩買い込んだパンとミルクティーの朝飯。さすがにカトマンドゥといえども肌寒い。7時にはダワさんが迎えに来た。今日はベシサハールまで車での移動。ネパールの最高級車(?)20年ぐらい前の型式だろうカローラ(当地ではコロラと訛って呼んでいる)だ。雑踏の市内をぬって郊外に向かう。


ベシサハールはポカラに向かう幹線道路をひたすら走って途中から分岐したところにある。チトワン(ジャングルサファリで有名な自然公園)に向かった時と同じ道だ。カトマンドゥからしばらくは上り、クラキリ峠で最初の検問を通過。8時20分。検問風景を撮影しようとすると警官から止めるように指示される。峠を越えると一気に見晴らしがきくようになる。左前方にマナスルの山群が、そして目を右に振るとガネッシュ・ヒマールの山群、そしてランタン・リルンを中心にしたランタン・ヒマールが見える。昨年歩いたランタン谷とコサイクンドが一望でき感慨に耽った。道路標識によればポカラまで180kmの距離。10時にポカラまで140kmの地点を通過。

10時半ライチショックでコーヒー・ブレークをとる。外人向けのリゾートが忽然と現れた感じ。他には客人はいない。北の方角にはマナスルが見える。ここは丁度マナスルの南に位置する地点だ。11時半ドゥムレで幹線から離れてベシサハールへ分岐する。典型的なネパールの農村風景の中をぬって走る。アンナプルナ山群が左方向に雲に隠れて一部が、そしてその右手にはラムジュン・ヒマールがくっきり見える。車の調子に異変が起きたようだ。突然馬力を失う。ラジエーターの水が漏れたようだ。ドライバーは目の前の農家に水を求めて、ラジエーターに水をたす。


20分ぐらい時間をロスしただろうか。どうやら車は無事動き始めた。1時半にベシサハール(標高760m)に到着。先発で現地入りしていた二人のポーターと合流。ACAP(検問所)でのチェックを終えて2時半に宿に入り、チキンカレー(250ルピー:食べ物代はアルコール、炭酸が自己負担となるがそれ以外はガイド料に含まれている)を食べる。ダワさんに頼んで現地の医療施設を見学する。ベシサハールはマルシャンディ川流域の最大のそしてヒンドゥ教徒の町、一部にはグルン族のブッディストもいるのでタルチョー(幟)がはためいている。彫金や裁縫、時計など各種の専門店も点在している。 シャワーをとり9時には就寝。3時間15分の時差ぼけが未だ残っているようだ。夜半にふと目が覚めて天を仰ぐと、星座を区別できないほどの星に、その輝きに圧倒された。


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