健康食品の規制改革が安倍内閣で議論されている。どうも魂胆は経済至上主義的発想での業界支援のようだ。ファンケルとかDHCとか喜ぶことだろう。私は大変疑問に感じている。そもそも健康を維持するために薬に依存して守ることに甚だ疑問を感じるし、不健康さを感じるからだ。本来の人間としての原則に立ち返って規則正しい食事、歩いて移動する、十分な睡眠と言う自己規律がしっかり出来れば自然と健康を維持できるはずだ。過度な活動で一時的にビタミンを摂取するぐらいなら許されるけど、合成された将来のリスクが定かでない怪しい薬擬きが誇大宣伝で健康への不安と効果を煽り、まるでマルチ商法に近い世論操作には危うさを感じる。この世界、米国ではすでに先進国らしいが、昨今暗の部分が問題視されているそうだ。仄聞だが、命に関わる薬でさえ功罪があり、飲み続けることで起きる副作用は避ける事が出来ないそうだ。そうであるなら健康食品(食品だとは思えないが)を飲み続けることで起きるリスクはないのだろうか。なんでも闇雲に新しいことをやることが俺の政治だという発想は危険極まりない。政治の究極の目標は国民の健康と安寧を目指すこと、それを忘れて欲しくない。