2014.12.18 ダラカルカへ


今日も快晴になった。雪道の最後になる日になって欲しい。





8時に出発し、デプテ・ラを越えて9時にはポカリに着く。9時50分マニのあるグガァン・ラに着く。ピーカンの日射しにアップダウンの繰り返しで汗だくだ。雪は腐り往生するが新雪のラッセルよりはましだ。稜線を確実に下っていく。稜線の左手の谷には雲海が絨毯のように敷き詰められて美しい。この景色は往路でも見ることが出来た景色。左手ずうっと先の稜線越えにカンチェンジュンガも見える。振り返るとマカルーも見える。そしてネパウ、チョムロンもだ。






11時40分往路でキャンプをしたコンマに着く。ここでランチだ。当然自炊する余裕も無いのでおにぎりだ。それにしても今日まで致命的な肉体的障害もなく、気力の喪失もなくこれたものだと我ながら感慨に耽る。

再びコンマ・ラを目指しての登りになる。いつものことだが休憩した後のスタートは足が重い。12時半にコンマ・ラだ。

シャクナゲの樹林からじょじょに高い樹木に変化している。稜線から離れて右手にトレイルをとる。足はただただ惰性で下に向かっている。トレイルがじょじょに緩やかな下りになり、雪も踝程度の深さになっていた。雪との戦いの終わりを感じさせてくれる。3時今日のキャンプサイトのるダラ・カルカに着く。